授業のスタイルについて、こちらから希望を出せば柔軟に対応してくれます。

  • 学校:LIFE CEBU
  • コース:PowerSpeakingコース
  • 寮タイプ:3人部屋
  • 留学時期:2009年7月から8週間

1.学校に対する満足度は100点満点中、何点ですか?
100点以上です!
満足度は「費用対効果」と「宣伝内容と実情の違い」を念頭に置いて考えましたが、費用に対しては十分すぎるほどの内容でしたし、宣伝内容と実情が違ってがっかりするようなこともありませんでした。
2.授業や先生について印象に残っていることはありますか?
授業のスタイルについて、こちらから希望を出せば柔軟に対応してくれます。
・・・というより先生の方から聞いてくるので、初回授業の前に方向性を決めておくといいと思います。自分の経験と友達の話を合わせると、会話練習・英作文・単語や熟語の習得・文法・発音・テキスト中心、などなど様々でした。自分の場合は個人レッスンが3コマあったので、会話練習を土台に置きつつそれぞれコロケーション・ビジネス表現・英作文を取り入れてほしいとお願いしていましたが、どの先生も授業前までによく準備してくれていて満足のいく授業を受けることができました。また、先生たちはとてもフレンドリーで、メールアドレスなどを交換したり、夕食をともにしたり、休日一緒に出かけたりといったことも頻繁に行われています。
3.フィリピン人講師の発音はどうでしたか?
まれにアクセントの位置がずれていることがありますが、きれいでわかりやすい発音です。ただ、良くも悪くもはっきりと発音してくれる「先生英語」なので、ここでわかるからといってただちに例えばアメリカ人の日常会話が聞き取れるようになるわけではないです。授業以外でも、テレビなどで生の英語を聞き続ける必要があると思います。(ちなみにアメリカ西海岸の語学学校にも行っていたのですが、そこでもアメリカ人の先生が使うのは授業用の「先生英語」でした…)
4.日本人以外の生徒との共同生活はどうでしたか?
韓国人は仲間意識がとても強いので、同じ学校で過ごしている以上とてもフレンドリーに接してきます。しょっちゅう一緒に食事をしたり、飲みに行ったり、遊びに出掛けたりしていましたが、彼らが韓国語で盛り上がってしまうと暇なので、多人数で出かけようという話はよく断っていました。とりあえず英語ができる・できないに関わらず、「友達ができないかも…」などという心配は無用です。
5.寮生活(部屋設備、食事、掃除、洗濯、ステイングティーチャー)はどうでしたか?
部屋設備
インターネットのスピードが大変遅く、繋がらないことも多々ありました。
(受付のある4階にパソコンを持っていくとスピードも改善されます)それ以外は快適です。

食事
ビュッフェ形式で、必ず韓国人向けの辛い食べ物があります。
全体的に味は「寮の食事なんてまぁこんなもんだろう」という感じなので、初めから期待しないでおくと何てことないと思います。

掃除
申込制で週2回まで部屋の掃除とベッドメイキングをしてもらえるので十分だと思います。
ただし、教室は掃除が行き届いていないようで、床にほこりがたまっていることが多々ありました。

洗濯
これも週2回まで(友達の話によると毎日でもOKだとか)してもらえます。洗濯物は翌日には仕上がっています。

6.フィリピン・セブ島に対しての感想は?
とにかく物価が安いのであまりお財布を気にせず行動できます。セブシティ自体には娯楽施設はあまりないのですが、食べ歩きをしたり庶民の生活を肌で感じたりするにはもってこいです。また、タクシーで1時間弱(それでも料金は日本の初乗り以下)でマクタン島のビーチリゾートに行けるので、手軽に海を楽しむこともできます。ただ本当にきれいな海に行きたければもっと遠くまで行く必要があります(スミロン・マラパスクア・モアルボアル・ボホール等)。いずれにせよ現地の人は(地域により差はありますが)概ね英語がわかるので他のアジアの国と比べて本当に行動しやすかったです。また、日中は大変蒸し暑かったです。排気ガスで空気も良くないので、市内観光の際は外を歩く時間を極力少なくした方がいいと思います。
7.現在、フィリピン留学を検討している方に何かアドバイス等はありますか?
勉強面
フィリピン留学に限らず、授業は当然全て英語で行われるので、中学校レベルの英文法があやふやな方は留学前に必ず押さえておいた方がいいです。断然授業や生活での楽しさが違ってくると思います。そのレベルをクリアしている方は普段の生活で目にした光景やふと思ったことなどを頭の中で英語にしてみる練習をすると、向こうに行ってから「言いたいことが言えなかった…けど後から考えるとすごく簡単な文だった…」などということが減るはずです。

安全対策
外国人、特に日本人は犯罪対象の筆頭候補です。犯罪やぼったくりに遭う場合、大抵それは無知によるものなので、事前にできる限り本やネットなどで犯罪手口やその対策、値段の相場などを知っておくといいです。これだけでだいぶ不利益を回避できるはずです。

最後に
フィリピンでは、日本だと考えられないような経験をすることができます。今まで当たり前のように感じていたことに目を向けるきっかけになりますし、視野を広げ、考えを深めることができます。今までとはまったく異なる環境の中に飛び込んで多くのことを吸収し自分の人生を豊かにする、というのがフィリピン留学の醍醐味だと思います。学校の中の友達と飲みに行ったり観光したりするのもいいですが、地元のフィリピン人の中に飛び込んでいくと遥かに刺激的で貴重な体験ができると思います。

弊社担当からISさんへ

ISさん、留学お疲れ様でした。
ISさんはアメリカへの留学経験があり日本では英語教師をされているということで既にTOEICは超絶スコアを記録されていましたね。そんなISさんのような方がLIFE CEBUでの留学を高く評価してくれたことを嬉しく思います。

ISさんが仰るように出来るだけ早い段階で先生に自分の英語習得目的や好みの学習スタイルを伝えておくと良いですよね。そのほうが先生も生徒に合わせた授業の事前準備がしやすくなるし、何より生徒からの熱い意思が伝わります。そして、ある程度は生徒が主体でやりたいように進めていける自由度があったほうが長期的にモチベーションを保ちやすいと思います。(もちろん、英語初心者でどのように授業計画をしていけば良いかわからない方には授業の方向性を先生や職員が一緒に丁寧に考えてくれます。)

ところで、ISさんは留学後も1ヶ月程、フィリピンの各地を旅行されたと聞いております。私達フィリピンに住む者も滅多に訪れない所まで旅行されたそうですね。羨ましいです(笑)
本日はインタビューにお答えいただきありがとうございました。