英語力0から5ヶ月のセブ島留学 vol.3

こんにちは。

フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュのインターン生、山岡です。

全3回で、紹介する「英語力0から5ヶ月のセブ島留学 vol.1」「英語力0から5ヶ月のセブ島留学 vol.2」の最終章です。

1カ月単位で見る! 僕の英語力はこうなった

正直、5ヶ月なんてあっという間でした。

しかし、この期間で得られたものが、たくさんあります。

途中、「本当に英語力が上がっているのかな?」と悩む時期がありましたが、留学前と比べると大幅に変わっています。

振り返りながら、このブログを書いてみて改めて実感しました。

今回は、自分の英語力がどれほど変わったのかを1か月単位で紹介します。

個人差はありますが、少しでも参考になればと思います。

留学開始 ~ 1ヶ月後

学校テストの点数 35/100

・英語が未知の世界ではなくなる

・セブ島の環境に慣れ始める

・単語を無理やり繋げ、先生と会話ができる

・辞書と大親友になる

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留学直後は、日本で最低限の文法と単語を勉強しておいた方が良かったなーと後悔しました。

正直、文法は日本語で勉強した方が理解しやすかったです。

英語で動詞はなんて言うの?名詞は?形容詞は?副詞は?

僕の場合、英語の授業を受ける為の下準備の授業からスタートした感じだったので時間がもったいなかったです。

異国の慣れない環境での生活は不安もあって、めちゃくちゃ疲れが溜まり、2週目頃から、徐々にフィリピンでの生活に慣れてきました。

知らない単語が出てきたらいつでも調べられるように、留学開始と共に、スマホの画面右端にあったLINEのアイコンを辞書アプリに変えました。

これは、僕にとって大きな決断で、今では辞書は大親友です。

留学開始1ヶ月 ~ 2ヶ月

学校テストの点数 42/100

・短い文章で日記やエッセイが書けるようになる

・聞き方のコツがつかめ、先生の言ってる70%を理解できるように

・自分の意見を伝える事ができ、ごまかしの「YES」をやめられる

・自ら英語環境に飛び込む自信がつく

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この時期に、英語がうまく話せないもどかしさが生まれてきます。

その悔しい気持ちから、勉強に対して一番燃える時期でした。

スマホの設定を英語表記にしたり、勉強に熱中して、気付けば夜中の1~2時になっている事もありました。

でも、英語力が上がっている実感がまだ、ありません。

僕の場合、日記やエッセイを書きだしてから、自分の苦手とする部分が明確になって、かなりのスキルアップに繋がったと感じています。

そして、単語だけの会話から、短い文章を使った会話ができるようになりました。

この辺りから、積極的に先生を食事に誘い、授業以外でもアウトプットができる環境を作っていきました。

ワーキングホリデーで6ヶ月間 オーストラリアへ

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日本を出る前は、セブ島に2か月留学して、その後にオーストラリアに1年以上、ワーホリに行く予定でした。

最初、予定通り2ヶ月間のセブ島留学をした後にオーストラリアのシドニーへ行きましたが、

6ヶ月間、シドニーで試行錯誤した後に、結局、またセブ島に戻ってきました。

その理由ですが・・・、

正直、セブ島では先生と楽しく会話できる程度の英語レベルになっていて、「これで海外でも、働けるだろう!」と思っていたのですが、オーストラリアのシドニーに到着して安宿に泊まった時に、ヨーロピアンのルームメイトに話しかけられ、自分でもびっくりするくらい、何を言われているのかさっぱりわかりませんでした。

「あれ?ネイティテブの英語が全然聞き取れない。。汗

完全に自分の実力を勘違いしてました。

これは、セブ島留学あるあるだと思います。

先生と流暢にコミュニケーションが取れるようになっても、自分が英語ができるようになったと考えるのは危険です。

先生は日本人のカタカナ発音に慣れていて、こちらのペースに合わせてゆっくり話している場合が多いからです。

自信を持つのはいいことですが、僕みたいに、思い上がりが過ぎると痛い目にあいます。

その後、日本でも経験のあった飲食店での仕事を探しましたが、英語力の必要なローカルレストランでは働くことができず、日本人経営の日本食レストランで働いていました。

そこでは、基本的にスタッフと日本語でやり取りをしていたので、英語を使うチャンスが少なかったです。

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オーストラリアでは、沢山の海外の人たちと出会いリアルな英語を聞くことができ、貴重な経験をしましたが、本来の目的である英語のスキルアップに関しては達成できませんでした。

なので、また英語の基礎から鍛えなおそうと思い、セブ島に戻ってきました。

集中して英語の学習をするなら、オーストラリアよりもセブ島の学校のほうが良いと僕は判断したからです。

2回目のセブ島留学へ

(前回のセブ島留学と合わせて)留学開始2ヶ月 ~ 3ヶ月

学校テストの点数 45/100

・意思疎通ができるようになり、勉強が楽しくなる

・先生の言っている事が、ほぼ100%理解できる

・日記、エッセイで長い文章を繋げて書けるようになる

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この時期、ある程度の文法が理解できるようになりました。

なので、単語の暗記と、日本人が苦手なリスニングに重点を置いて勉強しました。

インプットした内容は、必ず授業や会話の中でアウトプットした方が、簡単に覚えやすいです。

映画は字幕なしだとまだ理解はできませんが、字幕を付けると、おおよその流れはつかむことができます。

留学開始3ヶ月 ~ 4ヶ月

学校テストの点数 53/100

・かんなんな英語字幕あり映画の50%が理解できる

・先生に細かいニュアンスを聞けるように

・ネイティブスピーカーと簡単な会話ができる

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汚い写真で申し訳ございません。。。

この時期に、セブシティーのバーでアメリカ人のネイティブスピーカーと仲良くなり、「これは、リアルな英語を話すいいチャンスだ!」と思い、積極的に質問や世間話をしました。

やはり、ネイティブの人たちの英語を話すスピードはとてつもなく早かったのですが、聞こえる単語を拾い集めて、何とか会話ができました。

(そのアメリカ人がとても優しかったおかげでもあります。)

留学開始4ヶ月 ~ 5ヶ月(現在)

学校テストの点数 63/100

・辞書を使いながら、英語の本を読むことができる

・英語での日常会話がほぼ問題なくできる

・かんたんな英語字幕あり映画の70%が理解できる

・幼児レベルを卒業して小学生レベル?まで成長

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このあたりから、勉強への意識が薄れてきたので、アレンジを加えて勉強しました。

僕の場合、ネイティブの子供が書いたダイアリーを読んだり、英語字幕のある映画を見て、慣用句や言い回しを覚えています。

頭の中では理解していても、いざ話すとなると、「あれ、なんだっけ?」と、言葉がすぐに出てこなかったりします。

それでも、日常会話に関しては、ある程度、理解できるようになりました。

例えば、街中で英語で話している会話を盗み聞きできるようになったり、他国籍の生徒と、より深い会話を楽しめるようになりました。

まとめ 5ヶ月間のセブ島留学を通して感じたこと

まず初めに、1~3ヶ月では、英語をペラペラに話せるようにはなりません。

(もともと基礎がしっかりできている人で、すでに海外経験のある人は話が別です。)

ただ、日本では英語の勉強をしても、眠たくなってしまう僕にとって、勉強をするという習慣を得られたこと、「しなければならない」から「勉強がしたい」という気持ちの変化が、この5ヶ月間のセブ島留学で得られた一番大きな成長です。

さらに、英語力はもちろん他の国からの留学生や先生との交流、日本と違った文化を知ることで、人間力も高めれたと思います。

特にフィリピン人は、発展途上の国で整っていない環境にいながら、みんな笑顔の絶えないとても明るい人ばかりです。

そして、英語を学ぶやる気を与えてくれます。

そのおかげで、この人たちともっと話したい!と感じます。

僕はその国民性をとても尊敬していて、それが、オーストラリアからセブ島へ戻ってきたもう一つの理由でもあります。

最後に、、、

何も目標のなかった僕ですが、このセブ島留学を通じて、新しくやりたい事が見つかりました。

それは、フィリピン人をたくさんの人に知ってもらう為の手伝いをしたいということです。

近いうちに仕事としてできるようにしたいので、残りの留学生活を無駄なく過ごしたいと思います。

英語学習へのモチベーションを上げたり、少しでも英語が話せるようになりたい方、そして何か目標を作りたい方は、ぜひセブ島留学へ挑戦してください!

Author: 山岡 弘卓

半日英語の勉強&半日仕事のセブイングリッシュインターン生(2017年当時)
英語力0からフィリピリン留学に挑む元美容師