のんびりリゾート留学・夜は海辺で星眺められるイロイロの『GITC』

フィリピン留学イロイロGITCジーアイティーシー視察

こんにちは。

セブ島に現地オフィスがあるフィリピン留学エージェント・セブイングリッシュです。

今回学校訪問したのは…穴場の留学先・イロイロシティの海沿いの学校『GITC
この学校はイロイロの海沿いのリゾートホテル内にあるため、道路を渡ればすぐに海!という環境です。

フィリピン留学イロイロGITCジーアイティーシーのプール
リゾートホテルの建物を利用している学校

まだまだ日本人には知られていない「イロイロシティ」。そのため、日本人が少ない環境で英語を勉強したいという方にはオススメのエリアです。街も綺麗で大きなショッピングモールも多数あり、便利でかつ自然もあるのんびりとした場所なんです。

また、イロイロシティはフィリピンの他地域に比べて教育水準が高いという特長があります。

下記のデータを参照ください。
表の一番上、「Philippines」の各値に比べてイロイロが上回っていることが読み取れます。さらに、一番下「Cebu」よりも大幅に高スコアであることもわかります。※期待教育年数とは、簡潔に言うと就学年齢に達した子供がその後どのくらい教育を受けられるかを数値化したもの。

フィリピン各都市の教育指数グラフ

1.学校について

GITCは2003年に開校(旧C&C)し、2017年に政府から高等教育機関として認定されました。そして、『フィリピン中央大学』『イロイロ医科大学』の提携ESLセンターとして指定され、英語語学学校としての実績をその教育カリキュラムが評価されています。

校舎は、イロイロで有名なリゾート『Punta Villa Resort』の敷地内にあります。学生さんは敷地内のプールやバスケットコート、売店の利用も自由にできます。

GITCの学生さんに加えて、宿泊客や現地の人たちもプール利用で来ているそうです。学校にいながら、現地の人たちとの交流の機会も多いみたいですね。

フィリピン留学イロイロGITCジーアイティーシーの学校入口

私が視察した時は日本人生徒は9名しかいませんでした。生徒全体の5%ほどです。他の国籍は韓国や台湾、ベトナムが目立っていました。

日本人が少ない環境ですが、日本人スタッフが1人常駐しております。ただし、インターンスタッフのため、半年から1年の間に入れ替わりがあるそうで、もしかすると日本人スタッフ不在、という期間も短期的に生じる可能性もありそうです。

しかし、日本の事務所スタッフがLINEでいつでも対応できる体制があるので、現地で困っても相談する窓口は整えられています。

2.GITCのおすすめポイント

2-1.IETLSとTOEIC試験対策にめっぽう強い!
2-2.日本人留学生がまだ少ない!
2-3.親子留学にも安心のベビーシッターサービス
2-4.SDGsに関わるボランティア活動ができる

2-1.IETLSとTOEIC試験対策にめっぽう強い!

GITCには特にベトナムや台湾、韓国からTOEICやIELTSのスコアアップを目的に留学に来る方が多いです。

なぜかというと、IELTSに関しては、効率良くスコアをアップさせられるカリキュラムがあるため、ここGITCで試験対策コースで海外の大学入学に必要なIELTSスコアを取得するためです。GITCを経てアメリカやカナダなどの大学に行く方が多いそうです。

フィリピン留学イロイロGITCジーアイティーシーのIELTS対策
海外ではIELTSのスコアアップに評判がある

まったくの英語初級者の学生(IELTS学習未経験)が24週間後には6.0を取得するレベルまで向上した例もあります。各学校の点数アップコースから、IELTSスコア5.0の人が6.0に達するのに12週間かかることを考えるととても効果が絶大であることが想像つきますね。

そしてTOEICスコアアップ保証コースは、TOEIC専門の講師が一人一人の弱点に合わせた授業内容を構成しています。弱点を克服できるような授業内容のため、確実にスコアアップできるということですね。

2-2.日本人留学生がまだ少ない!

みなさんは「イロイロ」と聞いてもフィリピンの地域の一つであることはピンとこないかもしれません。「セブ」なら日本では認知度もあり、観光地として綺麗なビーチというイメージがすぐに浮かぶことと思います。

そういうわけで、まだまだ日本人には知られていない穴場の留学先なのです。もちろん、セブのように綺麗なビーチや自然あふれる観光地もたくさんあるので、留学中にリゾート感を楽しみたい方にもおすすめです。しかも今なら観光客もそれほど多くないですし!

GITCには日本人が多い時期でも20%ほど。ちょうど大学生の春夏休みを除けば5%~15%ぐらいだそうです。

日本人が少ない環境に留学したい方には適切な環境ですね。日本人スタッフさんも、期間の定めがありますが滞在しています。任期の関係で短期間不在の時期が発生するかもしれませんが、GITCの日本事務所のスタッフがLINEで常に対応する体制があります。

フィリピン留学イロイロGITCジーアイティーシーのグループ授業
日本人が少ないので英語を話す機会は多い(耳にするのはいろいろな言語)

こう聞くと、海外留学が初めての人には不安かもしれませんが、韓国や台湾のスタッフも常駐しており、何かあれば親切に対応してくれます。こういうときこそ勉強した英語を実践するチャンスです。

また、イロイロには語学学校がそれほど多くはありませんが、長年運営されている学校がほとんどで、日本人が少ないことに加えて講師歴の長いベテランの先生が多いこともメリットです。

2-3.親子留学にも安心のベビーシッターサービス

小さなお子さんがいらっしゃる方ですと留学をしようという考えになかなか至らないかもしれませんね。しかし、GITCには0歳のお子様から預かってもらえる「ベビーシッターサービス」があります。

料金は一週間$80です。

平日8~17時でフィリピン人シッターさんに預かってもらえるので保護者様が授業を受けているときも安心。キッズルームも完備、そしてプールには子供用のエリアもあり、校舎敷地内は広いので安全に散歩することもできます。

フィリピン留学イロイロGITCジーアイティーシーのキッズルーム
キッズルームの様子

さらに、3歳未満のお子様の滞在費やは無料!というのもありがたいです。厳密には3歳以上(4歳未満)になると宿泊費用のみがかかります。4歳からはベビーシッターサービスが受けれられなくなり、その代わりジュニアコースを受講できます。

2-4.SDGsに関わるボランティア活動ができる

GITCでは現地のNPO法人『LOOB』と提携し、途上国の支援を根底にボランティア活動を行なっています。留学中、英語の学習だけではなく、こういった社会問題に触れられることも大きな経験となります。

フィリピン留学イロイロGITCジーアイティーシーのボランティア活動
英語力×人間力も養われる

GITCのボランティアコースは「3週間」と「4週間」のプランがあり、いずれもボランティアは1週間+学校での英語学習が2~3週間です。

研修の初めにフィリピンの実情を目の当たりにするところからスタートします。観光や留学だけでは絶対に見えてこない、フィリピンが抱える本当の姿を垣間見て、実際に触れることで本当の意味での学びを得られます。

その後の英語学習においても、自分が見聞きしてきた体験を英語で話したい、という感情から、このボランティア活動体験はとても優位に働きます。

実際にどのようなことをするのでしょうか、一部を紹介します。

■ゴミ処理場&先住民コミュニティ訪問
LOOBが支援するイロイロ市のスモーキーマウンテンエリアで、ごみ処理行政を見学、そしてウェストピッカーのお宅を訪問し、インタビューを行います。また、先住民コミュニティでは、都市計画で移転してきた住民の方々にお話しを聞いたり、伝統的な指輪作りを教えてもらったりという予定です。

■小学校訪問
フィリピンの教育現場を訪問し、子ども達日本文化を伝えたり、ゲームで交流したりします。日本人との交流できることをフィリピンの子ども達もとても楽しみにしているそうです。

■フィリピン料理を作る
「アドボ」や「レチョン」などフィリピンの有名な料理を教わります。フェローシップナイトではシスター&ブラザーと一緒に出し物をして盛り上がります。

フィリピン留学イロイロGITCジーアイティーシーの週末アクティビティ
現地の子供たちも喜んでくれる活動

NGO LOOB(ロオブ)は2001年、青少年育成とコミュニティ開発を行う団体としてフィリピン・イロイロに設立。
2014年、フィリピン現地法人の非政府組織(NGO『Love Our Own Brethren Inc.(LOOB)』が母体となり、現地法人と連携する日本のNPO法人LOOB JAPANが誕生しました。

2019年現在、フィリピンと日本人のスタッフ&ボランティア約20名が活動し、日本では主に東京と大阪を中心に約30~40名の大学生・社会人ボランティアが活動に参加しています。

LOOBは次世代を担う現地の青少年を育成しながら、フィリピンが抱える教育・環境・食・雇用の問題を解決していくことを目指しています。

■活動内容は以下の通り

国際ワークキャンプ(年5回)
スタディツアー&ボランティア研修(年8回)
英語研修&ソーシャルアクション(年10回)
教育サポート(学資援助60名、中高生リーダー育成20名)
フェアトレード推進
小学校での給食および識字教育

※SDGs・・・「持続可能な開発目標(Sastinable Development Goals)
先進国・途上国すべての国を対象とする普遍的な目標として、2030年まで世界の国々が取り組んでいくものです。

3.GITCの全コース紹介

一般的な英語力を身につけたい!

一般英語コース

こちらは初級者、中上級者などどんな方にも対応したコースです。すべてのコースは通常授業に加えて夜に2時間の自習時間が必須です!また、物足りない方はナイトクラス(月~木/18:30~19:30)で英会話や文法の自由参加クラスに参加できます。

マンツーマン授業とグループ授業数のバランスによって分かれており、これから英語を話せるようになりたい、という方の英語基礎力を向上させられ、自分の弱点を把握しているの弱点克服にも効果的です。

授業内容は科目ごとに決められてはいるものの、学生さんの要望に合わせて柔軟な対応をしています。

そのため、自習を行なった翌日にその部分を授業で教わるなど、勉強のサイクルが作りやすく、英語力向上のスピードも速くなります。

◆一日の授業スケジュール

1:1授業 グループ授業
Standardコース 4コマ 3コマ
1:1コース 5コマ
Power Speakingース 6コマ 2コマ
Power 1:1コース 8コマ
Liteコース 3コマ 1コマ
English+Internshipコース※ 3コマ 2コマ

※5コマの授業に加えて学校の仕事(SNSやブログ更新など)を3時間

日常英会話実践コース

聞き取りはできるけど上手く言いたいことを話せない、というような方向けのコースです。
自分の身近なことから話せるように練習し、文法にもフォーカスしていきます。
また、ライティング力の向上のため作文も行われます。

◆一日の授業スケジュール
1:1授業×5コマ
グループ授業×2コマ

※金曜日
1:1授業×4コマ
プレゼンテーション×1コマ

TOEICやIELTSのスコアアップをしたい!

IELTS/TOEIC入門コース

英語初級者の方には試験対策の内容の理解が難しい場合もあります。そこで、一般英語の基礎力もつけながら同時に試験対策も行なえる、まさに「入門」のコースです。

試験対策の授業では、出題形式や出題される内容から学習することができます。

◆一日の授業スケジュール
1:1授業×4コマ
グループ授業×3コマ

スコアアップ保証コース

初心者の方や、TOEIC600/IELTS5.5レベルの方までを対象にした点数アップを保証するコース。※これ以上のスコア保持者でも受講は可能。ただし点数保証外です。

GITCの点数保証コースはこれまで、全受講者がスコアアップを達成しているという実績があります。

コースは「8週でTOEIC 200点/IELTS 1.0アップ」「12週でTOEIC 250点/IELTS 1.0-1.5アップ」「24週でTOEIC800/IELTS5.5」を目指す3種類から選べます。

もしも期間内に目標スコアに達しなかった場合、「授業料+滞在費」が4週間無料で提供され、試験対策の授業を継続できます。※男女交際禁止、期日までの課題提出、全授業に出席などの厳しい条件を満たしていることが必要です。

◆TOEIC保障コースの授業スケジュールと受講要件

点数アップ 1:1授業 グループ授業 受講要件
8週間コース 200点アップ 5コマ 3コマ 300~500
12週間コース 250点アップ 5コマ 3コマ 300~600
24週間コース 800点到達 5コマ 3コマ 初心者

◆IELTS保障コースの授業スケジュールと受講要件

点数アップ 1:1授業 グループ授業 受講要件
8週間コース 1.0アップ 5コマ 3コマ 3.0~4.0
12週間コース 1.0~1.5アップ 5コマ 3コマ 4.5~5.5
24週間コース 5.5到達 5コマ 3コマ 初心者

親子で留学したい

ジュニアコース(4歳以上対象)

幼稚園児から中学生までを対象にしたジュニアコースです。もし4歳に満たない場合でもベビーシッターサービスがあるので親御様だけ授業を受けることもできます。

GITCのジュニアコースでは、英語教育に明るい教授と共著のオリジナル教材を使用します。英語を一切学んだことのない初心者から中上級者レベルの教材を揃えています。

じっと椅子に座って勉強することが難しい年代のお子様には、小学校教員資格を持った教員が担当し、遊びながら覚えるアクティビティ授業が行われます。

保護者様へはお子様の授業の進行具合を把握できるように、教員との連絡帳をお渡しします。その日に授業で学んだ単語、宿題なども把握できます。

さらに、お子様が卒業の際、入学時のレベルテスト・毎週の単語テ
スト・最終日テストの結果と今後の英語学習アドバイスなどをまとめた冊子をプレゼントしています。これをもとに帰国した後も焦点を絞って勉強することができます。

※保護者様は一般コースの受講となります!(滞在のみは不可です)

※中学生の単独渡航も許可していますが、その場合は教師と同じ部屋の滞在になります。教師と同室滞在:$95/週がかかります。

ボランティア研修+語学研修コース

前述したボランティアに参加しつつ英語学習ができます。年に2回募集される期間限定のコースになっています。

3週間または4週間のいずれかのコースで、1週目にボランティア研修、2週目以降にGITCでの英語学習となります。

◆英語学習の授業スケジュール
1:1授業×4コマ
グループ授業×3コマ
ナイトアクティ×3時間

3.学校生活について

3-1.周辺環境
3-2.学生寮について
3-3.学校内の様子

3-1.周辺環境

GITCはイロイロシティの海沿いに位置し、中心部からはタクシーで20~30分ほど離れています。周辺はとてものどかで、古き良きローカルな風景が広がっています。

フィリピン・イロイロのローカルビーチの夕景
地元の人たちが集うローカルなビーチ

学校敷地内を出て、道路を渡れば地元の人たちも遊ぶ海が広がっています。放課後に学生さんたちも星を見に出かけるそうです。街中からは離れているので余計な光が少ない分、満点の星空が望めるそうです。

ジプニーやタクシーで10分ほどでスーパーがあり、20~30分ほど行けば大きなショッピングセンターにもアクセスできるので、利便性も悪くありません。

フィリピン・イロイロのショッピングモール・ロビンソン
約30分ほどのショッピングモール「ロビンソン」

イロイロには歴史のある教会もいくつかあり、反対に先進的な都会のエリアもあるのでいろんな楽しみ方ができます。また、セブと同様に島やビーチなどの観光地も多く、週末に旅行に出かける学校の生徒さんも多いです。

3-2.学生寮について

学校の寮は2種類、学校内部寮と別館のホテル寮があります。

内部寮はフィリピンンの語学学校の中でも標準的、施設面を重視する方はホテル寮がおすすめです。

ホテル寮は屋上階からの眺めがとても良く、海やイロイロ川、その先の街も見渡すことができます。

内部寮は6人部屋まであるため、費用を抑えたい方にも嬉しいお部屋のラインナップですね。

3-3.学校内の様子

学校敷地内はリゾートホテル内なのでとても広いです。

プールや飲食ができる広場、バスケットコートもあり、散歩にも最適な環境です。ただ、コンクリートでガタガタするので親子留学の方でベビーカーを押すのは難しそうです。

 

校舎の建物内の空間も広く、人がたくさん行き来するのもストレスがなさそうです。内装は洋風の造りで落ち着いた感じがありました。

4.留学費用について

すべての料金表はこちらをご参照ください。

ケース別の参考価格です!※別途入学金$150がかかります

「英語初級者だけど留学して話せるようになりたい!」
→$3,180(約349,800円)
コース:スタンダードコース 期間:12週間 お部屋:6人部屋

「IELTSスコアアップが必要!」
→$3,960(約435,600円)
コース:点数アップ保証コース 期間:12週間 お部屋:6人部屋

「1歳の子供と親子留学したい」
→$2,100+$320(約266,200円)※コース料金とベビーシッター料金
コース:Liteコース(保護者様) 期間:4週間 お部屋:ホテル1人部屋
お子様:ベビーシッター

GITCはこんな人にオススメ!

  • 日本人が少なめの環境がいい
  • IELTS/TOEICのスコアアップ
  • 海が近い学校がいい
  • のどかな場所に、親子で留学したい
  • 自習時間が欲しい

のんびりとしたリゾート留学ができるイロイロシティの『GITC』これから留学をお考えの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

Author: 畠尾 正行

英語力ゼロから2012年にフィリピン留学を経験。その後は学校スタッフを経て留学カウンセラー。第二言語習得論など英語学習について見識を深め学習アドバイスを行なう。