【2018年最新版】マニラからバギオまでの行き方を徹底解説 

フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュがお届けするバギオへの行き方の解説!

ますます注目のフィリピン留学。

そんな暑~いフィリピンの留学先の中でも異彩を放つ、涼しく勉強に集中できると評判の高原都市バギオ

勉強だけに没頭したい真面目な留学生が集まる街として、今、脚光を浴びています。

今回は、バギオでの留学を検討している方には必読の情報です!

なにはさておき、バギオはめちゃめちゃ遠い(笑)

最寄りのマニラ空港から車で約5時間もかかかります。

よって、バギオの語学学校では「団体ピックアップ」サービスが提供されています。

指定の入学日に合わせてマニラ空港の各ターミナルでピックアップが実施され、専用バスで団体移動をします。

団体ピックアップサービスは有料で、4,500円前後するので、「海外は慣れているから自分一人で行けるよ」、「バギオ留学はもう経験済みのリピーター」なんて方のために、マニラからバギオまでの個人での行き方を解説します!

バギオの語学学校について詳しくは『セブ島に次ぐフィリピン留学の人気エリア「バギオ」の語学学校10選』をご覧ください。

1.そもそもバギオってどこ?

皆さんが到着するマニラ空港から北へ向かって約250km、バスで5時間ほど。東京-名古屋間、大阪-広島間とほぼ同じです。

そうです、遠すぎなんです(笑)

これだけ遠くても、多くの留学生を魅了してやまないのがバギオ。

でも、寝ていればすぐなので、実際は大したことないです。(いや、本当に。。汗)

詳しくは『バギオ(Baguio)って?どんなところ???』をご覧ください。

2.マニラからバギオまでの行き方その1「ジョイバス」

バス会社大手Genesisが運行する長距離リムジン「Joy Bus(ジョイバス)」は、バギオへの移動に最適な公共交通機関。

ディーブブルーに染められた車体は最新モデル、車内はゆったり広めのリクライニングシートとトイレを完備。

日本のバス移動と比較しても遜色なく、長時間くつろげます。

車内には添乗員もいて、Wi-Fi(微弱)、ブランケットやお水、お菓子の提供まで…

それはもう、至れり尽くせり(笑)

筆者御用達、マニラから個人でバギオの学校まで移動する留学生のほぼ100%が利用する、おすすめの移動方法です。

2-1.ジョイバスの乗り方

1.タクシーでターミナルまで移動

マニラ空港に到着したら、各ターミナルで待機している黄色のメータータクシーに乗ります。

マニラの白タクはぼったくり常習です。必ず黄色いタクシーで。

乗車前に係員に目的地をきかれたら、「Pasay(パサイ), Genesis bus terminal(ジェネシスバスターミナル)」と答えましょう。

ターミナル3からバスターミナルまではタクシーで20~30分程度(150~300ペソ 約330~660円)。

タクシー運転手は細かいおつりを持っていません。

なるべく料金ピッタリで支払えるよう、前もって細かいフィリピンペソを用意しておきましょう。

2.バスターミナル到着

赤と黄色の建物が目印です。

その奥までタクシーで進むようにしてください。

タクシーから降りて荷物を席から出していると、勝手に手伝いを申し出るフィリピン人がいます。チップを要求されるので、フィリピン人には荷物を触らせずに無視しましょう。

3.バスターミナルでチケット購入

駐車スペースでタクシーを降りてさらに奥まで歩くと、左手に青い建物。

これがジョイバス専用のチケット売場兼、乗客待合室です。

建物内はエアコンが効いていて涼しく、スタッフと乗客しかいないため安全。周辺にはファーストフードやコンビニがありますが、治安を考慮してこの建物内で待つことをおすすめします。

~マニラ出発スケジュール(2018年8月現在最新)~
中央の「PASAY – BAGUIO」が該当、1日9便運航しています。

2-2.ジョイバスの料金

ジョイバスではシートや内装の違いからクラスが分かれており、利用する便によってあらかじめ定められています。

どちらも設備やサービスは変わりません。

プレミアクラス(ゆったりシート): 760ペソ(約1,750円)

デラックスクラス:730ペソ(約1,680円)

※ジョイバスはオンライン(Pinoy Travel : https://www.pinoytravel.com.ph/)でも予約・購入が可能です。遅延やマニラ空港からの移動を含め、時間に余裕をもった便を選びましょう。

2-3.ジョイバスの移動時間

マニラの渋滞がなければ約5〜6時間ほどでバギオのジョイバスターミナルへ到着します。

最終地点がバギオなので寝ていても安心です。

2-4.ジョイバスの注意事項

バス車内はエアコンで15度まで冷えこみます。

提供されるブランケットの他に、厚手の上着、長袖衣類の準備を!体調が悪くなるほどの寒さ。

ぐっすり寝たい方はネックピローやマスクがおすすめですよ。貴重品の管理だけは十分に。

3.マニラからバギオまでの行き方その2「ビクトリーライナー」

大手バス会社Victory Liner(ビクトリーライナー)もバギオまでの長距離バスを運行中。

赤いラインが特徴の車体はバギオだけでなく、様々な地域を網羅します。

車内はジョイバスよりも狭く清潔感がない…レギュラークラスだとトイレもないので途中停車をして移動時間がさらに長くなります…。

しかし、便数が少ないジョイバスと比較するとほぼ毎時間出発!ジョイバスは満席になりやすく、チケットが売切れ!なんてピンチの時はこちらを利用しましょう。

3-1.ビクトリーライナーの乗り方

1.タクシーでターミナルまで移動

ジョイバスと同じく、マニラ空港でタクシーを捕まえたら、「Pasay(パサイ), Victory Liner bus terminal(ビクトリーライナーバスターミナル)」と伝えましょう。

ジョイバスと同じエリアに位置します。

2.バスターミナル到着

大きくVICTORYの看板の赤い建物がターミナルです。

奥にタクシー降車場があります。

3.バスターミナルでチケット購入

さらに奥に進むとチケットブースと待合いエリアが見えてきます。

ブースでは「I would like to go to Baguio」と伝えると、最も早い便を教えてくれます。

~マニラ出発スケジュール(2018年8月現在最新)~
レギュラークラス:01:00 ~ 23:55/ほぼ1時間おきに運行
ファーストクラス:01:15, 06:15, 11:15, 13:15 ,21:15, 23:45

3-2.ビクトリーライナーの料金

レギュラークラス(トイレ無): 455ペソ(約1,050円)
ファーストクラス (トイレ有):780ペソ(約1,800円)

3-3.ビクトリーライナーの移動時間

レギュラークラスは3回のトイレ休憩があるため、約7~8時間でバギオのビクトリーライナーバスターミナルに到着します。

ファーストクラスは、ジョイバス同様バギオまでノンストップ、約5時間で到着します。

3-4.ビクトリーライナーの注意事項

ビクトリーライナーはレギュラークラスとファーストクラスに大きな差があります。

レギュラークラスでは移動中快適に休むことはまずできません。

チケットブースでファーストクラスが空いていれば、多少待っても迷わずそちらを選びましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

意外と簡単?なんて印象ですよね。

たしかに、現地の事情に慣れていれば特別問題ありません。

しかし、バギオ留学では語学学校が用意してくれているピックアップが最も安心です。

フィリピンの公共交通機関を利用するということは、先々で英語での交渉があり、特にマニラでのタクシーは最難関。

いくら旅慣れしている、英会話ができる人でもぼったくりの被害が防げなかったケースが多いのも事実。

最大限の注意を払いながら、マニラからバギオまでの行き方を参考にしてみてください。

バスに乗ってしまえば、もうバギオについたも同然!

Author: ばぎおパパ

バギオ在住3年目。
フィリピン留学・オーストラリアでのワーホリを経験、そして海外就職。
我が子と暮らすバギオの魅力を在住者目線でお送りします。